中国地区随一の通信ネットワーク網
IoT、ロボットなど新技術に挑戦

株式会社エネルギア・コミュニケーションズ

動画をリクエストする

 「電気通信」と「情報処理」の2つを柱に、総合的なITソリューションを提供する中国電力のグループ会社。官公庁や自治体、金融、放送、医療機関などで幅広く利用される通信回線を保有する数少ない企業の1つで、情報通信のインフラ企業として、中国地域の社会基盤を支える。
 通信事業の個人向けインターネット接続サービスは「メガ・エッグ」ブランドで広く親しまれる。インターネット接続サービスはもちろんのこと、ライフスタイルに合わせて選べる選択制オプションなども充実させている。法人向けサービスは「エネウィングス」ブランドで、自社の通信回線や、クラウド・データセンター、情報セキュリティー対策などのサービスを提供。
 もう1つの柱の情報処理事業では、主にグループ会社向けのシステム開発から運用保守までを一貫して手掛け、情報処理高度化の中心的役割を担う。例えば、各家庭の電気料金を計算するシステム、電線・電柱などの配電設備の設置状況や点検時期の把握に欠かせない管理システムなどを手掛ける。また、ドローンを用いた太陽光パネル点検支援システムの開発など、AI(人工知能)や画像処理技術を応用したシステムの開発にも取り組んでいる。
  • 写真1
  • 写真2
  • 写真3
  • 写真4
  • 写真5
  • 写真1
  • 写真2
  • 写真3
  • 写真4
  • 写真5

レモン栽培にIoT活用

 技術革新が進む情報通信分野で、既存技術と他分野の技術を融合したITサービスを創出するなど、新しい領域に果敢に挑戦している。2018年からはレモン農家でつくるとびしま柑橘倶楽部(呉市)と連携し、重労働が伴う傾斜地栽培にIoT(モノのインターネット)を導入し、生産性の向上やノウハウの〝見える化〟を目指す実証実験に乗り出した。同事業は広島県が展開する、デジタル技術活用の実証実験プラットフォーム事業「ひろしまサンドボックス」のプロジェクトの一つに選ばれた。
 17年からは、人手のかかる事務職の単純業務をソフトウエアロボットに代行させる新しい技術「RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)」の独自サービス「エネロボ」をスタート。企業の状況に合わせたロボット開発、運用、保守を一貫して支援し、人手不足対策や業務効率化、ミス削減などの「働き方改革」を進め、さまざまな業種の企業から引き合いが続く。16年には米国シリコンバレーのIoTサプライヤーと業務提携を結び、IoTアプリのサービスを提供。また「エネコムフューチャーラボ」として、小学生~高校生を対象としたロボット教室やプログラミング教室を運営しており、これまで中国地方で築いた事業基盤を基に、将来の社会を支える子どもたちの育成にも取り組む。

週2日のノー残業デーを導入

 「人財を大切にする」ことをモットーに、社員の働きやすさと働きがいを高める仕組みづくりに取り組んできたが、18年から一層のステップアップを目指し、本格的に「働き方改革」を推進。午後9時以降の残業禁止と、週2日のノー残業デーを導入した。10年以上前から年5日のリフレッシュ特別休暇取得を推進してきたため、有給休暇取得の意識はもともと高く、これに加えて19年からは、要望の多かった1時間単位の有給休暇制度を設けた。19年2月には地元経済団体による「広島県働き方改革実践企業」に認定された。

会社概要

株式会社エネルギア・コミュニケーションズ
本 社:広島市中区大手町2-11-10
設 立:1985年4月
資本金:60億円
売上高:418億円(2019年3月期)
従業員数:1001人(2019年4月時点)
事業内容:電気通信事業、情報処理、ソフトウエア開発、
     電気通信設備の工事・保守など
T E L:082-247-8511
U R L:https://www.enecom.co.jp

※2019年8月当時の情報です。