大型タンクの非破壊検査で全国1位
新社屋完成、開発力向上へラボ設置 若手の育成に力を注ぐ

株式会社ウィズソル

科学の目で製品を診断
検査のプロフェッショナル

 モノを壊さずに〝科学の目〟で診断する「非破壊検査」。造り出された製品の健全性の確認や、保守検査の手法として欠かせない。ウィズソルの〝検査力〟は、各種プラント、発電所、橋梁、トンネルといった生活に欠かせない産業・社会インフラで活用されており、日本のモノづくりと、その現場を支える。非破壊検査のプロフェッショナル集団として技術力を磨き、大型タンクの検査は年間約100基を超え、全国シェア1位を誇る。中野克己社長は、
「石油貯蔵タンク保守検査のトップレベルの企業として、独自の技術を最大限に生かしながら、業界の期待に応えてきました。当社の主軸である非破壊検査と熱処理は、あらゆる産業に生かせる技術。インフラの長寿命化に寄与し、独自技術で〝オンリーワン〟企業を目指します」
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本社を移転し設備拡充検査
装置の自社開発を積極化

 2018年12月、旧第一本社と旧第二本社を統合し、西区南観音6―2―13の新社屋へ移転拡張した。敷地面積1700平方㍍に3階建て延べ2800平方㍍。開発ラボを設けており、効率化、高精度化を進める検査ロボットなどの開発を積極化。長年にわたって蓄積したデータに基づいた開発力を生かし、現場の作業員の負担軽減や検査期間の短縮などを図れる装置に力を入れている。開発ソリューション部では、産業・社会インフラ設備の延命化に貢献できるとして、やりがいを感じているという。
 同社は1961年創業で、2017年4月に関西エックス線から現社名に変更。社名は顧客のさまざまな課題を共に(WITH)考え、解決(SOLUTION)するとの思いを込めた。社名変更、そして新本社屋完成により、さらなる事業拡大への思いを強くしているという。現在、北海道から鹿児島まで約30ヵ所で事業展開し、グループ売上高は100億円を超えた。今後はドローン(小型無人機)による設備検査など、新分野への参画を計画する。

研修室を整備 社員教育の充実へ

 ひとりひとりが成長するための研修制度やキャリアアップ制度を充実し、〝人財〟の育成に力を注ぐ。新社屋では、人材育成のための研修室も備え、非破壊検査で必要となる資格者の育成など、検査技術の向上を図っている。現在、全社で1752ライセンスを保有し、1人当たり平均5ライセンスを持つ。今後も有資格者の育成や装置の扱い方の指導などを徹底し、安全・安心な技術を提供する。
 中野社長は「今後の事業拡大に向けて、社員の力がとても重要で、〝人財〟の育成に力を入れています。社是『守る、をともに 信頼 努力 安全』の継承に努めています。社員一丸となって、〝日本一〟の検査技術を磨き、広島発祥の企業として発展させたい。新社屋に移り、社員の働きやすい環境を整えています。生産性やモチベーションの向上につながっており、さらに進歩した技術、装置の開発に奮励し、お客さまの的確な解決策を見いだすソリューション力の研さんに努めたい」
 社員の中には、広島が本拠地の女子サッカーチーム「アンジュヴィオレ広島」の選手が在籍。試合のある日には、社員がそろって応援に行くなどしてコミュニケーションを図り、社内活性につなげている。

会社概要

株式会社ウィズソル
本 社:広島市西区南観音6-2-13
設 立:1961年2月
資本金:3000万円
売上高:60億1900万円(2019年3月期)
従業員数:435人
事業内容:非破壊検査、熱処理工事、設備診断、技術者派遣
T E L:082-291-2500
U R L:http://www.withsol.co.jp/

※2019年8月当時の情報です。