「テラスハイツ上安の杜」分譲へ
まちづくり推進プロジェクト始動

株式会社 桑原組

 総合解体工事業の桑原組(西区己斐本町、桑原明夫社長)は、安佐南区上安2丁目の用地34 76平方㍍に宅地20区画を造成し、8月をめどに「テラスハイツ上安の杜」の分譲を始める。既に戸建て住宅「無印良品の家」で実績を伸ばし、今後は宅地開発と住宅建設をセットで展開するほか、独自の〝ワンストップ土地更地化〟事業も含め、地域密着の〝まちづくり推進プロジェクト〟を本格化する方針だ。

 同分譲宅地はアストラムライン上安駅から徒歩10分の平地。1区画132~176平方㍍で、同社が直接分譲するほか、不動産仲介業者も扱う。無印良品の家をはじめ注文住宅用区画や、建売住宅を計画している。これを皮切りに、県内中心に不動産開発に力を入れる。無印良品の家は、2016年に生活雑貨店・無印良品を展開する良品計画子会社とエリアパートナー契約を結び、西区観音新町にモデルハウス〝木の家〟を開設。月間1~2棟ペースで受注し、着工分も含め、既に広島、山口県内で累計39棟に上る。全国に先駆け、今秋リリース予定の無印の新シリーズ〝平屋〟タイプの販売も始める。住宅向け以外の展開も企画し、不動産活用プランなどに生かす。

 業歴60年の解体工事業を軸に09年から本格化した〝ワンストップ土地更地化〟事業を発展させ、独自のビジネスモデルを確立。19年11月期決算で前期比28%増の売上高30億円を見込む。内訳は、中国5県エリアで請け負う解体工事を柱とする環境リスクマネジメント事業20億円、無印良品の家を中心とする住空間創造事業10億円の計画を描く。