社員の志込めたパーパス設定
DESIGN NEW
中電技術コンサルタント株式会社
~人と技術で未来をつむぐ~
中国電力の土木系・建築系の技術者が集まって1965年に設立。土木、建築、電気、環境、ICT部門を持つ。土木建築や発電設備の調査、計画、設計、工事監理を中心に社会資本整備を手掛ける。また、これらに伴う情報システムの開発やコンサルティングなど幅広く事業を展開。環境・エネルギー、維持・管理、防災・減災など、今日的な社会の変化にも対応したさまざまな分野で、地域社会のニーズと信頼に応える。
社会変化に対応できる組織改正
2024年4月、9本部から3本部へ大規模な本部再編を行った。意思決定の迅速化を図り、受注環境の変化や事業領域拡大への対応力の強化を図るとともに、技術者を全支社に配することで、より地域に根差し貢献できるコンサルタントを目指す。学生のインターンシップは、広島本社だけではなく、支社での受け入れも可能とする。地元志向の学生を受け入れられる体制を整備した。
新たな事業領域の創出
先進技術センターに「インフラDXプロジェクト」と「インフラマネジメントプロジェクト」を設置。インフラ分野でのデータやデジタル技術を活用したインフラDXを促進し事業の創出・拡大、さらなる業務の効率化に取り組む。インフラマネジメントプロジェクトでは、当社既存の技術を生かしPPP/PFI事業などへの新規参入に挑戦する。さらに、海外プロジェクトやカーボンニュートラルプロジェクトにおいても、新たな事業領域の創出に果敢に挑んでいる。
働きやすい職場環境へ向けて
1995年、業界内で先駆けて「フレックス勤務制度」を導入。育児のために一旦退職した社員が無条件で復職できる「育児退職者再雇用制度」や育児・介護の短時間勤務、在宅勤務など、育児、介護のための諸制度も充実させた。
また、2022年、全社員の在宅勤務が可能となる「テレワーク勤務制度」を開始。アフターコロナも仕事の生産性と働きやすさを追求している。23年、疾病と仕事の両立支援策としての通院休暇・通院短時間勤務制度を導入。同年、社員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践する「健康経営優良法人」に認定された。22年、新ビルに移転した岡山支社を皮切りに本社でも、オフィス内は、社員が固定席を持たず、ノートパソコンを活用して仕事をするフリーアドレス制を進めており、コミュニケーションの活性化を重視した新たな働き方にも取り組む方針だ。
2035ターゲットに新スタート
当社の創立60周年となる25年を起点とし、10年後の35年をターゲットとした次期長期経営計画の基礎となる経営方針をまとめ、新たなスタートに備えている。ここでは新たに、社会にとっての当社の存在意義「パーパス」を設定した。
パーパスは「DESIGN NEW~人と技術で未来をつむぐ~」。当社の存在意義を社会に示すだけでなく、社員の志であり、共通の価値観となる。「DESIGN NEW」には未来に向けて新たな価値創造に挑戦する姿勢を、「つむぐ」には当社の活動の源泉である「人」と、強みとして磨いてきた「技術」をより合わせ、さまざまなソリューションにより、豊かな未来を織りなし、将来の社会に意味を与える思いが込められている。
会社概要
中電技術コンサルタント株式会社
本 社:広島市南区出汐2-3-30
設 立:1965年7月15日
資 本 金:1億円
売 上 高:115億7763万円(2024年3月期)
従業員数:452人(2024年6月1日現在)
事業内容:土木、建築、電気、機械設備の調査、測量、計画、設計、工事監理。
地域開発、環境評価に関する調査、企画、立案
上記にかかる情報システムの企画、開発など
T E L:082-255-5501
U R L:https://www.cecnet.co.jp/
メ ー ル:saiyo@cecnet.co.jp
(インターンシップに関する窓口)
※2024年9月当時の情報です。