広島市信用組合 鷹の橋支店を新築移転開店
広島市信用組合
広島市信用組合は12月8日、中区千田町1―4―18に鷹の橋支店を新築移転オープンした。敷地面積672平方㍍に鉄骨造2階建て延べ507平方㍍で、旧店舗に比べ1・4倍となった。土地・建物・設備の総事業費は約13億円。
市消防局の斜め前で、近くに広島赤十字・原爆病院などがある。1階に営業室、ロビー、ATM、貸金庫、応接室2、給湯室、保管庫、清掃室、トイレ、倉庫、2階に会議室、従業員用食堂、伝票室、男女更衣室、トイレなどを配置した。ATMを2台から3台に増やし、全自動貸金庫104マスを新設。駐車場も9台分を新たに設けた。開店前の預金・貸出金の新規開拓に向けたローラー活動は他店支店長7回、一般職員10回で延べ469人が参加。12月8日現在、事業性融資で163軒の新規開拓があり、預金は今年3月比で35億円増の271億円、融資は20億円増の272億円に伸びた。初日は1224人が来店し、記念に米を配布。テープカットした波多野智之専務は「路面店で駐車場もあり、吉島や西方面からの新規口座獲得も期待できる。市内では堺町支店、駅前支店に続く基幹店の役割を果たしたい」と話す。
同支店は1954年5月に本店移転跡の国泰寺町に鷹の橋出張所として開店。翌年に千田町1丁目に移転し支所に昇格、56年度に支店に。73年に大手町5丁目、83年に同町の旧店舗に移転した。最近では2024年6月に府中支店、11月に薬研堀支店、今年9月に南支店を移転新築開店している。





