「都市と文化が響き合う、知的時間」がコンセプト
客室改装、ショップ新設　レジャー対応強化

　オリエンタルホテル広島は、平和大通り沿いで繁華街に隣接し、高層階からの眺望とデザイナー・内田繁氏監修のスタイリッシュな内装が魅力の「エグゼクティブフロア」や、フレンチレストランＯＺＡＷＡなど、「ＵＲＢＡＮ　ＳＯＰＨＩＳＴＩＣＡＴＩＯＮ―都市と文化が響きあう、知的時間―」をコンセプトに、日常から離れたスタイリッシュな時間を過ごすことができる。
　カップル、家族などレジャー対応を強化し、２０１８年８月に「ＳＨＯＰ　ＯＲＩＥＮＴＡＬ+」を新設。ホテルメイドのケーキ、シャンプー、タオルなどのほか、折り鶴キーホルダー・化粧筆など広島の製造業とデザイナーが連携した「ＥＡＲＴＨ　Ｈｉｒｏｓｈｉｍａ」商品を販売する。客室は全２２７室。19年２月、新たに15～16階の計16室をダブルに変更し、ベッドを１５０㌢幅に、テレビを49インチ壁掛けにするなど設備を拡充した。

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こだわりの食イベント

　食を通じたこだわりのイベントに力を入れる。23階ムーングローで、７月１日～９月13日に、「ＳＵＭＭＥＲ　ＢＥＥＲ　ＨＡＬＬ２０１９―ＵＲＢＡＮ　ＯＡＳＩＳ」を開催。クラフトビールとホットローストビーフ、牛ロース肉の岩塩炙り焼きなどのスペシャルメニューを提供。１階ニューヨークカフェでは７月１～21日に、ホテル初となるピーチデザートブッフェを開催。フレンチと日本酒を楽しむ「美酒美食の会　和魂洋才」、「小沢貴彦料理教室」も人気が高い。

ディスコ、落語などで文化発信

　婚礼はチャペル、神殿と、最大着席１５０人まで利用できるバンケットを備えており、食・音楽イベントなどの独自企画で、文化発信を続ける。８月28日にはＴＲＦのＤＪ．ＫＯＯを招き、ディスコイベント「Ｎｅｗ Ｙｏｒｋ Ｎｅｗ Ｙｏｒｋ」、９月２日には、三遊亭小遊三らを招き、初の落語イベントを開く。
　東証上場のジャパンホテルリート投資法人が土地建物を所有し、ホテル運営はホテルマネージメントジャパン（東京）が行う。同グループには、オリエンタルホテル東京ベイなど14ホテルがあり、19 年中に20ホテルに増える。

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