M&A・事業承継専門のベンチャー
地域への「想い」と「技術」を持つ仲間を募る

地域の経営者に伴走し、継続成長を支援

　2018年に創業したM＆A・事業承継のベンチャー企業。「地域密着・顧客密着の資本政策プロフェッショナルとして、関わる人々の幸せに貢献する」ことを基本理念に掲げ、広島を拠点に、M＆A・事業承継・資本政策のコンサルティングを手掛け、中小・中堅・上場企業からスタートアップまで、幅広くサービスを提供する。
　ビジョンは「地域企業を次のステージへ導くこと」。現在、金融機関や国の経済行政出身者らスタッフ21人を抱え、そのうち税理士4人、会計士1人で、ワンストップで経営課題を支援できる体制を整える。
　地元に根差すことで、地域をよく知る利点を生かし、経営者に寄り添う特有の経営方針を貫く。李志翔代表は、「地域経済の成熟とともに、経営者の高齢化と後継者不在による事業承継問題が差し迫る中、M＆Aを活用した事業の承継・転換・成長は、地域企業に求められる重要な経営戦略です。M＆Aと事業承継を通じて、地域企業の『成長』と『永続』を支援します。元気な地域企業が、より成長することで、次代に続く企業・産業が産まれ、持続可能な地域社会ができると信じています」と語る。

M＆A・事業承継を徹底サポート

　創業から5年で手掛けた案件は、M＆Aの119件、事業承継の94件を合わせて200件を超えた。特にM＆Aについては、建設業をはじめ、食品卸や製造業、運送業等、地域に根差した幅広い産業に対応。公認会計士・税理士等の専門家が在籍し、地場と首都圏まで含めた広域のネットワークを活用しつつ、M＆Aだけでなく、親族内・従業員承継も含め、選択肢を提案できる点が地域経営者から評価を得る。経営者に伴走し、M＆A後も丁寧なフォローを尽くす。

企業の支援領域拡大へ不動産鑑定専門会社を発足

　さらに、23年5月には、不動産鑑定事業を担う「クレジオ総合鑑定株式会社」（住所同、金河哲成社長）を発足。工場等、中小企業の事業承継で論点になりがちな不動産への専門性を高めることで、経営者に提供する付加価値の幅を拡大。
　不動産鑑定士は社長含め大手不動産鑑定機関出身の2人が在籍。両者ともに不動産鑑定士として10年以上の経験があるほか、代表の金河氏は中小企業診断士の資格も持っており、補助金申請サポートなども対応する。呉市にも事務所を有する。

地域経営者に愛されるM＆A会社へ

　「活力のある地域経済の創生」を目指し、事業再生に強いビズリンク・アドバイザリーが中心となり、税務業務の専門家である税理士法人いぶき、監査業務を中心とするビズリンク公認会計事務所に加え、新しく立ち上がったクレジオ総合鑑定と共に『ビズリンク・グループ』を形成。地域企業の多様な課題に対応できる体制を構築する。「M＆Aを通じて広島の企業の成長を支援し、上場を成し遂げる企業のサポートに携わることができれば、地域活性化につながると信じています。日々ネットワークを拡大し、最新の情報に触れ、私たち自身も新しい仕事に挑戦して学び続けるとともに、これらを発信することで、地域企業・地域経済に貢献します」

会社概要