子育てパパママ必見!
広島市西区にはどんなオープンスペースがある?

広島で働くメリット16

 子どもを遊ばせるほか、ママたちの交流の場としての機能も果たすオープンスペース。特に県外から広島に移住してきた方にとって、オープンスペースは育児の悩みを相談するだけでなく新たな友人を作れる場所でもあります。今回ご紹介するのは、広島市西区におけるオープンスペース事情。親子で居心地よく過ごせる施設が充実しているようですよ。

広島市西区は子育てしやすい?

子育てパパママ必見!広島市西区にはどんなオープンスペースがある?

 天満川、八幡川にはさまれ、東は横川を中心とする中広地区、西は井口地区まで広がる広島市西区。住宅地や商業地区として発展を続ける魅力のあふれるエリアですが、子育て環境はどうなっているのでしょうか。
 横川や観音など西区でも市街地に近いエリアは、バスや市電を使えば市の中心地までスムーズに移動できます。公園の数が多いだけでなく、キッズスペース完備の美容院、整体などもあり、子ども連れでのお出かけにも不便しないでしょう。内科や歯科といった病院も多く、いざというときにも安心です。
 西区郊外はファミリー世帯が多く暮らすエリアです。自然も多く教育環境も整っていることから、のびのびと子育てをしたい方からも人気のよう。近年では新しいマンションの建設も盛んで、さらに活気をみせています。「LECT(レクト)」や「アルパーク」といった大型の商業施設は買い物にも便利ですが、キッズスペースが充実しているのもうれしいポイント。大きなバイパスも走っており、車でのお出かけにも便利なエリアです。
また、区内の保育園では園庭開放やパパママ応援教室などといった子育て支援を行っています。このように、西区といってもエリアにより特徴はありますが、子育てのしやすい環境は整っていると言えるでしょう。

広島市西区常設のオープンスペースはどんなところ?

 広島市が設置し西区が運営しているのが、区の常設オープンスペース「にしくニコニコひろば」です。広島市西区福島町、西区地域福祉センターの4Fに位置し、毎週月曜日から金曜日、午前10時から午後3時まで開設しています。
 「オープンスペースに興味はあるけど、0歳児から未就学児までいろんな子どもたちが来るから落ち着いて過ごせるか心配…」
 そう考えている方もいるかもしれませんね。「にしくニコニコひろば」には広々とした大きめの部屋から寝転がれる畳の部屋まであり、元気に走り回りたい子どもたちも、ハイハイ前の赤ちゃんたちも思い思いに過ごすことができます。月齢の近い子どもたちのママ同士で自然に交流できるので、子育て友だちも作りやすいかもしれませんよ。どのスペースにもおもちゃや絵本が充実しており、1日いても飽きずに過ごすことができそうです。
 月に1回の育児講座では、卒乳やことば、離乳食など、育児の気になる悩みについて保健師や助産師がお話してくれます。心配事や気になることを専門家に気軽に質問できる機会とあって、毎月多くのママたちが利用しているようです。そのほかにもクリスマス会やたなばたまつりなど季節のイベントが満載。子どもたちも保護者も一緒になって楽しむことができるでしょう。
 バスや市電、JRを利用して訪れることができるので、自宅から距離があるという方でも安心です。子育ての息抜きに、新しい友だち作りに、気軽に訪ねてみてはいかがでしょうか。

公募型オープンスペース、地域のオープンスペースも

 子育て世帯も多く暮らす西区では、民間団体が運営する公募型オープンスペースや地域の方がより運営されているオープンスペースも多数開かれています。
 横川にある「子育てひろば ころろ」は、広島市の公募型常設オープンスペースです。火曜日から土曜日まで開設しているので、週末のおでかけ先に困った際利用する方もいるのだとか。アットホームな雰囲気の施設内にはおもちゃや絵本のほかベビーベッドも用意されており、途中で赤ちゃんが眠ってしまっても安心です。飲食をとれるスペースもあり、親子で食事を楽しんでもよいでしょう。スタッフが子どもたちを見守ってくれるので、ママ同士でゆっくりと食事をとることもできますよ。
 また、広島市西区内には2019年現在約30もの地域オープンスペースが開かれています。児童館や公民館といった身近な施設で開設されており、ご近所の家族とふれあう機会にもなるでしょう。月1、2回のペースで開設されているので、開設日を確認してぜひ利用してみてください。