JR線・市電との乗り継ぎも便利!
広島市民第4の足、アストラムライン
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JR線、市電、路線バスに次ぐ広島の第4の公共交通機関・アストラムライン。市の中心部から安佐南区の広域公園前までをつなぐ、新たな交通システムとして誕生しました。JR線や市電とも乗り継ぎが可能で、通勤や通学、レジャーの際の足として市民に親しまれています。
アストラムラインとは?
アストラムラインは、広島市中心部の渋滞問題を解消するため1994年に開業した新交通システムです。車両は地下・地上・高架上の専用軌道を走り、渋滞や交通事故の影響を受けることもありません。通勤・通学する会社員や学生を中心に、1日の平均利用者数は約6.5万人(2017年度現在)。都市部へのアクセスの便利さからアストラムライン沿線の物件を探す移住希望者も多く、今や市民の生活に欠かせない交通システムとなっています。
走行区間は市の中心部・本通駅から広域公園前駅までの約18kmです。終点の広域公園前駅は、サンフレッチェ広島の本拠地、エディオンスタジアムの最寄駅となっており、ホームでの試合の日には多くのサポーターで賑わう様子が見られるでしょう。
住宅地と市街地をスムーズに結ぶアストラムラインは、JR線や市電、バスターミナルと3つの駅で連結しています。各交通機関と乗り継げば、広島の街をより自由に行き来することができますよ。
街の中心部、「本通駅」では市電との乗り継ぎが可能
アストラムラインの始発駅となっている本通駅は、広島市街地の中心部に位置します。周辺にはオフィスビルや百貨店が建ち並ぶほか、本通商店街もあり、常に多くの人で賑わっています。
駅から地上にあがれば、広島市電の本通駅も目の前です。市電に乗り換えて、西広島方面や広島駅方面、宇品方面など、景色を眺めながら移動することができます。広島港や市役所、日赤病院へもアクセスできるので、これらの施設を利用する際も本通駅で市電に乗り換えるとよいでしょう。
JR線との乗り継ぎに便利な「新白島駅」
2015年に開業したアストラムラインの中でも最も新しい駅、新白島駅。駅構内のスタイリッシュなデザインも話題となりました。
アストラムライン新白島駅では、同じく2015年に開業した、JR新白島駅と連結しています。山陽本線や可部線への乗り継ぎが可能なので、宮島や廿日市方面、広島駅周辺へのお出かけの際に利用するとよいでしょう。また、新幹線を利用するときやマツダスタジアムを訪れる際も、白島駅で山陽本線に乗り換えて広島駅まで出るのがスムーズです。
「大町駅」ではJR大町駅のほかバスターミナルとも連結
アストラムライン大町駅は、広島市のベッドタウンでもある安佐南区にあります。全22あるアストラムラインの駅のうち、路線のほぼ中央に位置しています。こちらではJR大町駅と連結しており、可部線への乗り継ぎが可能です。緑井・あき亀山方面や、横川方面へのお出かけの際に便利でしょう。
また、大町駅前にはバスターミナルも構えており、広島駅方面や緑井駅方面、毘沙門台方面など、多方面に向けたバスが走っているので、行き先に応じて乗り換えてみてもよいでしょう。深夜の時間帯に走っている路線もあり、飲み会などで帰宅が遅くなったときにも利用できそうです。
乗り継ぎで広がるアストラムラインの利便性
アストラムラインとほかの交通機関をうまく乗り継げば、市内の移動もよりスムーズになることでしょう。広島移住を考えている方は、アストラムラインを最大限活用できる駅の近くを居住エリアとして考えてみてもよさそうですね。