建機・産業機械総合レンタル 環境リサイクル機器全国販売 福祉用具卸レンタル

株式会社リョーキ

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3つの柱で事業拡大

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 高度経済成長で土木建設工事の需要が高まる1965年、基軸事業の砕石・製砂プラントの設計施工に加え、建設機器レンタルの先駆け企業として設立。以来、「建設機械レンタル」、「環境機器全国販売」、「福祉用具卸レンタル」の3つの柱で事業を展開する。

建機レンタルのパイオニア

 四方を海に囲まれる日本は台風、地震、大雨等の災害が多く、国土を維持する上で継続的な建設工事が必要だ。同社は広島県で建機レンタル業の草創期から事業を始め、中国、九州、関西、関東に営業所を開いて全国にネットワークを拡大。大型土木建設機械に加え、最新のICT建機、レンタカー、電動工具など全10万アイテムに及ぶラインアップをそろえ、地域密着型のきめ細かい営業力で、建設現場に供給する。米子松江出雲地区の強化のため、2021年7月に境港物流センター(鳥取県)を開設した。

 各エリアに自社整備工場を設け、建設機械整備技能士1級・2級の資格を持つスタッフが常駐。新品と比較し、性能が100%、見た目80%という独自の厳しい検査基準をクリアした商品のみを出荷している。

トップ級の環境機器販売実績

 砕石プラントの設計・施工からスタートしたこともあり、環境リサイクル分野にも早くから取り組む。廃材や古紙の再資源化、木材や廃棄物の燃料化を目的としたシュレッダーのほか、土石の自走式選別機などの環境リサイクル機器を全国で販売し、移動式破砕機・選別機の累計販売台数は国内トップクラスを誇る。これらの機器は災害復興時にも役立っている。日本総代理店として環境先進国のドイツ・イギリスから輸入し、メーカーと連携して国内市場に合った独自商品として改良。広島志和工場には固定式破砕機のテスト専用プラントを備え、顧客が原料を実際に破砕して性能を確認できるようにしている。部品供給体制も整え、メーカーと同等な商品提案力とアフターメンテナンス体制で顧客を支援する。

高齢者の生活を支援

 04年に立ち上げた介護事業部は在宅介護に必要な福祉用具だけではなく、リハビリ機器や健康維持器具などを貸し出す。取扱商品の品ぞろえを増やし、高齢者が在宅で安心して生活できるようにサポート。福祉用具レンタルは使用後の消毒、検査、保管が重要で、広島、松江、岡山に最新の洗浄設備を備えたメンテナンス工場を構え、安全、清潔な商品を出荷し、貸与事業所と福祉用具利用者から厚い信頼を得ている。

新規採用社員の教育を充実

 新卒で12カ月、中途で10カ月間の独自の育成プログラムを展開する。レンタル業務に必要な多岐にわたる知識を「商品知識」、「業務知識」、「折衝技術」に区分し、知識教育と現場実践を繰り返し行うことで、社員が自信を持って自主的に業務に当たれるよう後押ししている。

100年企業を目指して

 災害対策工事、老朽化した建物の更新など、建設業界の需要が途切れることはないと見込む。森川英樹社長は、「常にお客さまの立場で行動し、商品・サービス・品質・取引環境を磨くことが重要。お客さまと親密な関係をつくり、100年企業を目指します。さらなる利便性を求め、全国のネットワーク強化に努めている。

会社概要

株式会社リョーキ
本  社:広島市西区大芝3-15-24
設  立:1965年9月13日
資 本 金:2億9617万円
売 上 高:285億円(2022年6月末)
従業員数:950人(2022年6月末)
事業内容:建設機械事業部、環境機器事業部、介護事業部
T E L:082-237-4450(代表)
U R L:http://www.ryoki-japan.co.jp/
※2022年8月当時の情報です。