「ひろしまユニコーン10」プログラム挑戦者の紹介VOL.04⦅株式会社トロムソ⦆
ひろしまユニコーン10プロジェクト

広島からユニコーン企業に匹敵する企業を10年で10社創出する「ユニコーン10」。ひろしま企業図鑑でも注目するこのプロジェクトの最新情報をご紹介します。
「広島から、ユニコーン企業に匹敵するような、企業価値が高く急成長する企業を10年間で10社創出する」ことを目標に掲げた「ひろしまユニコーン10」プロジェクト。このプロジェクトの一環であり、事業の急成長を伴走支援する「ひろしまユニコーン10 ASIA CO-CREATION PROGRAM 2024」に挑戦中の株式会社トロムソの上杉社長に、改めて事業の概要や今後の展望などをインタビューしました。
■株式会社トロムソ 代表取締役 上杉 正章さん
「もみ殻固形燃料製造装置、バイオ炭製造機を海外展開」
― 事業内容 ―
尾道市因島にある業歴50年の船舶用熱交換機メーカーからスピンオフし、1994年に創業。もみ殻固形燃料製造装置(グラインドミル)とバイオ炭製造機の製造・販売を事業の2本柱とし、他にバイオ炭を農業利用するためのコンサルティング業務(バイオ炭の普及活動)、浄水器(もみ殻などを使った活性炭)の製造・販売、温室効果ガス(CO₂・N₂O・CH₄)計測も手掛けています。日本・世界が直面するさまざまな課題を解決する新たなものづくりに挑戦し、将来の子どもたちが緑豊かで住みやすい持続可能な社会づくりに貢献することがトロムソの目標です。
― 最近の海外での事業展開は ―
2025年1月10日に経済産業省の「グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金」に申請しました。採択時期は3月で、3カ年の事業となります。日本の大手企業2社とベトナムの農業省、現地大手精米会社と連携。6月から自社開発のバイオ炭製造機13台を納入し、製造したバイオ炭を使い、コメやバナナなどの農産物の栽培に使う事業を始める予定です。日本企業が木材加工時やボイラー燃料の木質ペレット製造時に出る樹皮・木くず、米のもみ殻などを原料にし、…
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「広島からユニコーン企業に匹敵するような企業価値が高く急成長する企業を10年で10社創出する」ことを目標とし、2022年から開始したプロジェクトです。
本プロジェクトは、世界に羽ばたき大きく成長することを志す有望なスタートアップ企業等の存在が地域の産業に刺激を与え、次なる挑戦への着火剤となるとともに、県内既存産業とも相互に刺激しあうことによって、しなやかな産業構造の形成、さらには広島に「新しいことに挑戦しやすい環境」「挑戦することが当たり前の土壌・文化」が生まれることを目的としています。
◆ ユニコーン10 公式サイト
https://note.com/hiroshima_u10
◆ 「ひろしまユニコーン10」STARTUP ACCELERATION 2024
https://hiroshima-unicorn10.jp/startup-acceleration-2024