情報通信のインフラ企業
先端技術生かしDXを支援
株式会社エネコム
社員の働きがいある職場づくりを推進
エネコムは、ブランドメッセージ“あなたの「いつものつなぐ」を創る。〟の下、情報通信分野で人々が自由につながれる快適なコミュニケーションづくりを支えている。
事業内容は「通信事業」と「情報事業」を柱に、総合的なICTソリューションを提供する。各自治体や金融、放送、医療機関など幅広い業種に通信ネットワークサービスを提供する数少ない企業の一つで、情報通信のインフラ企業として中国地域全域の社会基盤を支える。
災害に強く、信頼性高い通信ネットワーク
通信事業においては、法人向けブランド「EneWings」で通信回線、クラウド、データセンター、セキュリティー対策などのサービスを提供する。自前で中国地方にほぼ地球2周分の光ケーブルを張り巡らせ、通信状況を24時間365日監視しており、万が一のトラブルも迅速に検知・対応できる信頼性の高い通信回線に強みがある。
近年は先端技術を活用して事業を変革するDX(デジタルトランスフォーメーション)で、お客さまの競争力強化の支援にも注力しており、企業で日々発生する膨大なデータの収集から分析・活用、生成AIの導入まで幅広くサポートしている。また、バーチャルイベントを簡単に開催できるプラットフォーム「メタバース展示会メーカー」や、ドローン操縦技能の国家資格取得を支援するeラーニングサービス「EneLearn DroneMeister」といった新たなサービスも展開している。
個人向けは「メガ・エッグ」ブランドで、快適・安心で豊富なオプションを揃えたインターネット回線を提供している。2024年4月から広島県内では広島市の一部、府中町、岡山県は岡山市・倉敷市の一部地域において、戸建て向け高速インターネットサービス「メガ・エッグ光10ギガ」の提供を開始した。
情報事業(システムインテグレーション)においては、安定稼働を支える高い技術力と、最新技術を活用したシステム開発を強みとする。中国電力グループのシステム開発や運用保守業務などを一貫して手掛けている。これまで蓄積したノウハウを生かし、中国電力のお客さまが安心して電気を使えるように、ITの側面からバックアップしている。
カフェ付きスペース、社内の私服化など推進
社員の働きがいや会社への帰属意識といったエンゲージメントを高める施策も積極的に行っている。例えば、23年は社内のコミュニケーションを活性化させるツール導入のほか、仕事の合間にリフレッシュし、社内外の人と交流しやすいカフェ付きのオープンスペースの設置、自由度の高い私服化といった施策を実現した。
さらに、社員の子どもをオフィスに招待し、職場見学、プログラミング教室を行った「こども参観日」や、自社サービスの通信回線を使用したeスポーツ大会など、社内イベントも実施している。
従来から休暇制度や手当といった福利厚生の充実や人材育成にも力を入れている。さらに社員全員にシンクライアント端末やスマートフォンを配布し、テレワークを推進するなど、時代の変化に合わせた働き方を積極的に取り入れている。
会社概要
株式会社エネコム
本 社:広島市中区大手町2-11-10
設 立:1985年4月
資 本 金:60億円
売 上 高:474億円(2024年3月期)
従業員数:1032人(2024年4月1日時点)
事業内容:法人向けソリューションサービス(EneWings)、DX(AI/RPA/IoT)ソリューションサービス、個人向けインターネット接続サービス(MEGA EGG)、システムインテグレーションサービス
T E L:082-247-8511
U R L:https://www.enecom.co.jp/
※2024年9月当時の情報です。