高校生がインタビュー:
学びの島。仕事に学び。暮らしに学び。

島の仕事図鑑5-5

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大崎上島にある学びのヒント。

大崎上島町商工会が「大崎上島未来会議・学びの島編」を2月10日に開催。今回の仕事図鑑では、仕事の魅力と合わせて、生涯学び続ける姿勢やその重要性についてもヒアリングした。そこから、生徒や学生たちは自分自身の将来を考え、実現したい学びの島の姿を発表した。その内容は、「多世代交流の場」「将来を語り会う場」「暮らしから学ぶ」などであった。最後に、来賓からは「参加者のみなさん自身が将来のことや島のことを考え続けるよい機会になっていた」「学び続ける姿勢がこれからの社会では大切になるので期待している」などの講評を頂いた。

「教室」と「社会」がつながる学びの場

島の仕事図鑑の取材は、島にある高校と高専の合同チームで取り組んでいる。今回は、海星高校の2年生が国語の授業で取材したことを記事としてまとめる取り組みを行った。チームごとに記事を書いて写真を選び、授業の最後にプレゼンをして、読み手を惹きつける記事を競った。島の仕事図鑑は、海星高校が力を入れている教育内容魅力化の一つ。教科学習と地域活動を結びつける今回の試みに参加した生徒たちからは「国語の勉強が社会でどのように活用されるかがわかった」「社会に出ると文章を書く力が必要だと痛感した」など、普段の教科学習と社会との接点を知った。まさしく「教室の学び」と「社会の学び」が交わった瞬間である。