本業特化で地域を支援
現場主義を愚直に実践

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シンプルな経営が評価され、23年度「ニッキン賞」を受賞


 預金・融資を中心とする本業特化の経営方針のもと、特に融資を重視し、地元の中小零細企業へのタイムリーな資金供給を行っている。営業の基本となるのは、「フットワーク」と「フェイス・トゥ・フェイス」の現場主義。常日頃から現場を歩き抜くことで、お客さまとの信頼を深めている。昨今の加速する円安や、長期化するウクライナ危機による資源価格の上昇などの影響で、売上減少や資金繰りに苦慮する取引先に対して、融資による事業支援を行っている。こうした本業をブレずに取り組むビジネスモデルは、株式会社日本格付研究所(JCR)の長期発行体格付において、「A+」(シングルAプラス)を継続取得したほか、金融専門紙「ニッキン」で金融界や社会の発展に広く貢献した活動を顕彰する、2023年度の「ニッキン賞」を受賞するなど高い評価を受けている。


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盤石の基盤で21期連続の増収

 高い収益力を背景に、不良債権処理を積極的に推進するなど安定した経営基盤を構築。24年3月期の経常収益は21期連続の増収、経常利益、当期純利益とともに過去最高を更新し、預金、貸出金残高ともに1兆円を視野に入れている。

計画的な店舗リニューアル 業績を伸ばす原動力に

 「第12次中期3か年経営計画」の最終年度にあたる今期は、本業特化と現場主義による地域活性化をさらに推進するため、よりスピーディーな融資を徹底。お客さまのためにリスクをとり迅速に対応することで、他の金融機関との差別化をはかっている。また、顧客目線の取り組みを重視し、募集総額1700億円の懸賞金付き定期預金「ハッピードリーム定期」は大変好評をいただいているという。さらに、より一層の利便性向上をはかるため、計画的な店舗のリニューアルに取り組み、6月に府中支店を新築移転オープン。役職員によるローラー活動を重ねたことにより、新たな取引先が増えている。オープンと周年時のローラー活動が業績好調の原動力となっており、昨年オープンした海田支店と五日市支店、それぞれ周年を迎えた己斐支店、駅前支店、広支店も着実に業績を伸ばしている。11月には薬研堀支店の新築移転オープンが控え、来年以降も鷹の橋支店、南支店、古江支店のオープンを予定しており、地域のお客さまにとってより身近な店舗づくりに取り組んでいる。

職員がより働きやすく能力を発揮しやすい職場へ

 働きやすい職場作りでは、職員目線を重視し、働き方改革をより一層推進。時間管理の徹底とともに、デジタル化や業務の効率化をはかることを目的に、職員からアイデアや意見を広く募集して制度化を進めている。また、女性職員や若手職員の積極的な登用や定年延長を実施するほか、給与の引き上げなど多岐にわたる待遇改善を進め、職員のモチベーションアップにつなげている。さらに、検定試験、休日勉強会や外部研修を定期的に開催し、職員が知識を深め、視野を広げられる環境を整えている。

「継続は目標を育む」

 24年のスローガンは「継続は目標を育む」。本業に徹した営業活動を地道に続け、目の前の目標を一つひとつクリアし続けることにより、さらに次の大きな目標が見えてくる。これからもお客さまに寄り添い、より地元から信頼される地域金融機関としてまい進していく。



会社概要

広島市信用組合
本  社:広島市中区袋町3-17
設  立:1952年5月
資 本 金:232億80百万円(2024年3月末現在)
売 上 高:196億11百万円(2024年3月期)
従業員数:407人(2024年3月末現在)※パート含む
事業内容:金融業
T E L:082-248-1171
U R L:https://www.hiroshimashi.shinkumi.jp/
※2024年9月当時の情報です。