広島って住みやすい?
永住を検討するなら住みやすさは大切

広島で働くメリット3

 就職や移住を考えている人に、ぜひおすすめしたい広島。原爆ドームや宮島など観光スポットは知っているけど、実際に住むにはどうなの? そんな疑問にお答えします。広島の住みやすさを3つご紹介。ポイントは、都市・気候・子育てです。

広島って住みやすい?永住を検討するなら住みやすさは大切

広島といえば…プロ野球にプロサッカー

 広島といえば、カープ! カープ愛が強い県、というイメージを持たれていることが多いのではないでしょうか。たしかに、百貨店やスーパーに行ってもカープの応援歌が流れています。県外出身者である私は、はじめてスーパーに行ったときには驚きました。さらに、サンフレッチェ広島もあります。野球とサッカー、どちらのプロチームもあり、少年スポーツが盛んな県です。
 県民所得(一人当たり)の増加率は、全国1位。各企業も成長し、波に乗っている県といえます。

住みやすさ・その1:地方都市だからこそ

 多くの企業が集まる大都会に就職を希望する人が多いかもしれません。しかし、地方都市だからこその魅力もあるのです。広島の住みやすさは、まさにそこ。「大都市過ぎず、田舎過ぎない」ところが、老若男女問わず住みやすい理由です。
 中四国地方の中心である広島には、中心街に行けば百貨店があり、ブランドショップやセレクトショップもそろっています。ショッピング施設が充実し、中心部に集中しているため、買い物が楽にできるのが地方都市・広島。
 そして、自然が身近にあるところも魅力。少し遠出をするだけで親しめるのです。街中にある「平和記念公園」の周りにも自然はたくさんありますし、少し足をのばせば、「広島植物公園」や「備北丘陵公園」などもあります。また、山・川・海がそろい、アウトドア施設が豊富。「ウェイクボード」や「SUP(サップ)」は、中心部の川でも気軽に楽しむことができます。

住みやすさ・その2:温暖な気候で快適

 山陽地方の住みやすさに、温暖な気候があります。広島も山陽の恵みを受け、年間を通して過ごしやすい気候です。広島市で見てみると、平均気温は16.3℃(広島市HP)。中国山地と四国山地に挟まれている瀬戸内は、雪や暴風の影響を受けることが少ない地域です。日照時間が長く降水量が少ないという特徴があり、晴れの日が多いため、おでかけ日和な日が多い県といえるでしょう。
 そんな温暖な気候の恩恵を受け、地元産の食物も豊富です。牡蠣やレモン、ピオーネ、広島菜など有名な食物がそろっています。「新鮮でおいしいものを食べて、たくさん遊べる」、温暖な気候ならではの魅力です。

住みやすさ・その3:子育て支援が充実

 長くその地に住むと決めたら、家族計画も気になるところ。広島では、県が率先してファミリー支援を行っています。子育てだけでなく、出会いからサポートしているところが、広島流。広島市内に限らず、福山市・東広島市・三次市など各地域で出会いを応援するイベントが開催されています。
 晴れて夫婦になれたら、子育て事情も気になるところです。「イクちゃんネット」や「いきいきパパの育休奨励金」を県主導で実施。「イクちゃんネット」では、育児情報の発信や、ショップで受けられるサービスなどを提供しています。また、知事自ら育休を取得したことで、広島県の男性育休取得率は7.2%と全国トップに(平成25年度)。「いきいきパパの育休奨励金」は、中小企業の男性従業員が育休を取得することで、企業に10~30万円が支給される制度です。県が率先して男性の育休を推進し、ママがワンオペ育児に悩まず、子育てをしやすい環境づくりを目指しています。

住みやすい街「広島」に住んでみて

 ほどよく都会でありつつ、自然が豊富な広島。温暖な気候に恵まれ、おいしい食材もあり、遊びスポットもたくさんあります。子育て支援が充実しているのは、家族を築いていく上で重視したいところ。さまざまな魅力をもつ広島に住んでみませんか。