我が家が永住先として
広島を選んだ3つの理由
広島で働くメリット2
我が家は夫と私、そして2歳になる男女双子の4人家族です。私たち家族は、いずれ他県にある私の実家周辺に定住する予定だったため、賃貸暮らしを広島で送っていました。しかし「広島にずっといたい」という思いがあり、広島市内に一戸建てを購入。広島を永住先として選びました。
決め手は3つあります。今回は、その3つの理由をご紹介しましょう。
私の希望する子育て環境が整っているから
私は出身地である他県から広島市内の高校を受験、高校時代を広島で過ごしました。その後、大学進学・海外留学で県外暮らしを送り、就職のタイミングで再び広島に戻っています。高校生~海外留学の間は芸術関連を学んでいたため、自分の子どもたちは「良い芸術に触れながら育ってほしい」という希望がありました。私自身、ママになっても芸術鑑賞が大好きです。
広島には、「ひろしま美術館」「広島現代美術館」「広島県立美術館」などがあります。どれも子連れ客に配慮した設備の整う、キッズフレンドリーな美術館です。夏休みなどの長期休暇中は子ども向けプログラムを開催。子どもたちにたくさんのアートを触れさせることができます。「フェニックスホール」や「上野学園ホール」などの、設備が整ったコンサートホールがあるのも魅力です。ここでは、広島市を中心に活動するプロオーケストラである「広島交響楽団」が、ファミリー向けコンサートを開催することもあります。
元々考えていた他県の移住先では、美術館やオーケストラ観賞ができるコンサートホールがありませんでした。その点、広島は私の希望する子育てを実現できます。これが、永住地として広島を選んだ1つめの理由です。
子どもの進学先が県内で自由に選べるから
平成18年、広島県内では県立高等学校の通学区域が“全県一円”となりました。私が高校生の頃はこの制度はなく、県立普通科高校の通学区は6つに分かれ、他学区から受験するなら「入学限度枠」が定められていたのです。つまり、学区外の高校受験は少々狭き門であるということ。これが、全て変更されて「入学限度枠」は廃止されました。
これも、永住先に広島を選んだ大きな決め手です。子どもたちは将来、広島県内の県立高校ならどれでも自由に選べます。もしかすると県外高校や海外留学を希望するかもしれませんが、それでも今のところ幅広い進学先が選べ、将来の選択肢がたくさんあるのは魅力的でした。
広島は「ほどよい都会」だから
「ほどよい都会」というと抽象的ですが、住んでみた感覚として広島は郊外と市街をつなぐ交通網が発達しており、郊外と市街の行き来が簡単です。我が家は郊外にありますが、ここからバスや路面電車、JRを使えば車がなくても広島市中区などの市街地にアクセスできます。自宅から少し移動すれば都会。こうした「ほどよい都会」であることこそ、我が家が広島を永住先に選んだ最大の理由です。
私は出産・妊娠を機に仕事を辞めました。そして公園や自然、保育園・幼稚園などがある子育てに適した郊外に引っ越しましたが、交通の便の良さから、社会復帰しても自宅のある郊外から市街の就職先を選択できます。夫も、自宅から市街地にある勤務先へ通いやすいそう。将来のことを考えても、家族みんなが住みやすい環境がある広島だからこそ、永住先として選びました。
広島を永住先として選んで良かった!
私はこれまで、関西や東京、海外などで暮らしてきました。その中でも広島の住みやすさは一番だと感じています。正直なところ、永住先として選ぶまでは家族みんなでずいぶん悩みました。しかし、暮らしてみてこの選択は間違いではなかったと思っています。永住先として広島を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。