大興グループAIBSが本格化
オールインワンAI言語サービス

株式会社アビリティ・インタービジネス・ソリューションズ

動画をリクエストする

 大興グループで翻訳・通訳サービスのアビリティ・インタービジネス・ソリューションズ(AIBS、中区東平塚町、森島直己社長)は、AIを使って自動翻訳だけでなく外国語に関連するさまざまな業務に利用できる言語サービス「KORREPET(コレペット)」を本格化する。業種を問わず海外取引のある企業向けに、生産性向上と機密情報の保持に役立ててもらう。
 コレペットは翻訳者や翻訳のチェッカー、コーディネーターの声を基に〝オールインワンAI言語サービス〟として開発。中国地方では初のAI言語サービスで、高性能な6種類のAI「ChatGPT」、「Gemini」、「Claude」、「SonarPro」、「DeepL」、「GoogleTranslate」のそれぞれの特性や得意な機能を言語業務に合わせて選ぶ。業務ごとに翻訳ソフトやOCRなど別々のツールを使い分ける煩雑さやコストの問題を解消し、マイクロソフトとグーグルの国内サーバーのクラウドサービスでセキュリティーを確保(データは生成AIの学習に使用されない)。
 翻訳やチェックのほか和文・英文校正、要約、メール文作成、リサーチなど言語業務で活用するAI機能を一元化し、業務フロー全体の効率化を後押しする。翻訳を必要とする企業と、翻訳ドキュメントを制作する翻訳サービス事業者の双方をサポート。プランは翻訳文字数の約30万字、100万字、150万字までの3種類を用意し、それぞれ機能を設定。オプションでOCRや多言語AI音声合成などの機能が使える。月額でユーザー当たり1690円、4290円、6490円。
 同社は45カ国語以上の翻訳・通訳をこなし、30年以上の実績がある。オンラインを使った完全マンツーマン指導による会話特化の外国人社員向け日本語研修サービスも展開し、需要の高い建設業を皮切りに介護やIT業界向けも増えているという。特定技能2号の受験もサポート。AI台頭で翻訳業務が先細る中、〝人〟の力が要望される領域で必要とされる語学サービスを提供する構え。

「広島経済レポート」2026年5月14日号掲載記事より