マエダハウジングHD 過去最高の連結売上62億円
6年で7社M&A、高単価案件増える
マエダハウジングホールディングス
住宅事業が主力のマエダハウジングHD(中区八丁堀、前田政登己社長)は2025年12月期の連結(対象10社)売上高が前年比37%増の62億5000万円となり、過去最高を更新した。M&Aが奏功したほか、耐震や断熱などの性能向上リフォームの比率向上による単価上昇、非住宅分野の受注増が押し上げた。連結経常利益は6%増の3億3790万円で、グループ間接部門の集約などで固定費の抑制を進めた。
中核企業マエダハウジングの単独売上高は全面改装案件も好調で、18%増の25億8000万円を計上した。今期は28億5000万円を計画する。主力の住宅分野で、不動産会社と工場・店舗向け施工会社を含む計3社の前期売上高は13%増の33億5000万円。今期は37億円を目指す。
過去6年で7社を相次ぎM&Aし、事業領域の拡大を加速している。前期は3月に賃貸仲介・管理の島根不動産(佐伯区楽々園)を子会社化。同分野や長期修繕計画の受託を強化し、ストック型ビジネスの進展を狙う。島根県出雲市の住宅会社も傘下に収めた。グループで出版や採用支援のザメディアジョン(中区東白島町)は7月、アカデミイ書店(中区本通)の全株式を取得。出版部門と店舗イベントなどで連携を検討する。22年からFC加盟する不用品買取店「エコリング」は25年8月に海田店をオープンして計7店を展開。書籍やCDも扱っており、親和性がある。今期は新規2店を予定するなど各領域で拡大路線を歩む。社員数も全体で200人を超え、グループが30年に掲げる「10社、社員300人、売上高100億円」の達成が現実味を帯びてきた。前田社長は「若い頃に勤務先の社長が夜逃げし、顧客を放っておけないと独立。会社を潰さないと誓い、財務強化を進めてきた。基盤が整い、次のフェーズへ。この2年は過去最大規模で事業と人に投資した。事業が人を育て、人が会社を発展させる」と話す。1月、中核企業に生え抜き社長を任命した(マエダハウジング=山本和良氏、マエダハウジング不動産=洲浜憲之氏)。
今期は1月24日に県東部初の拠点マエダハウジング福山店(福山市木之庄町)を開設。同社8店目。24年にM&Aした中島建設(同市、吸収合併済み)の土地1581平方㍍に、平屋のショールーム・事務所261平方㍍、倉庫58平方㍍を建設。戸建て、マンション、古民家の全面改装から水回り設備の更新、建て替えまで幅広く対応する。夏には創業の地、府中町でも店舗移転を計画し、〝顧客起点〟の実現へ利便性を高める。





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