国内トップクラスの高圧技術で研究を支える
世界で1台の装置を造るオンリーワン企業

株式会社東洋高圧

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 〝研究者の発想を装置に〟を理念に掲げ、研究所や大学向けに国内トップクラスの高圧技術を使った試験装置を製造する。受注生産が主体で、顧客と対話を重ねながら、世界に1台しかない装置を開発。これまで石油・食品化学、原子力工業、製鋼・製紙、新エネルギーなど、さまざまな分野の試験装置を手掛け、技術開発をサポートしてきた。1974年の創業以来、積み上げてきた技術とノウハウで、まだ世にない新しいモノを作り続けるオンリーワン企業だ。
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技術を生かした規格型製品

 2005年開発の圧力加工装置「まるごとエキス」は、「第3回ニッポン新事業創出大賞」(日本ニュービジネス協議会連合会主催)の企業部門で最優秀賞を受賞したほか、数多くの表彰を受ける。深海1万㍍相当の圧力100メガパスカルを再現できる装置で、食材などを「圧力酵素分解」。栄養素を破壊することなく殺菌する。19年度には、同技術で加工した「超高圧熟成やわらか牡蠣オイル漬け」の発売を計画。高齢者施設などが主ターゲットで、今後、商品数増や調理メニューの提案などを進める。

西風新都の新工場を竣工

 18年10月、ひろしま西風新都内に第3工場を竣工した。2階建て延べ約2000平方㍍に、500㍑規模の高圧容器を加工できる大型設備ほか、試験棟と金属加工場を配置。門型フライス盤と大型横旋盤を導入し、外注していた大型金属部品を切削加工する。高圧技術の用途開拓や外部からの試験受託にも取り組む。

「家族のような職場」を目指す

 社員同士のコミュニケーションを重視し、年に1度社員旅行を企画する。17年にはシンガポールを訪問。普段交流が少ない他部署の人と話すことができたとの声が上がった。本社屋上では野菜を栽培。収穫後は皆でカレーを作り、食べるのが恒例行事。表彰を受けた際にはすき焼きパーティーを開くなど、喜びを分かち合う企業風土がある。野口社長自身も一技術者として現場を回るほか、席をオフィスの中央に配置。誰もが話し掛けやすい環境づくりに努める。

会社概要

株式会社東洋高圧
本 社:広島市西区楠木町2-1-22
設 立:1981年4月(創業1974年4月)
資本金:1000万円
売上高:6億7000万円(2018年8月期)
従業員数:34人(2018年8月期)
事業内容:研究機関向け高圧装置の設計・製作
T E L:082-237-6255
U R L:http://www.toyokoatsu.co.jp/

※2019年8月当時の情報です。