貸衣裳業からトータルブライダル企業へ

新しいWedding Styleの創造を

　１９８０年に広島市南区京橋で、株式会社嵯峨野を設立し、貸衣裳業を開始。90年株式会社京都嵯峨野へ社名変更。現在は広島市内を主な事業エリアに各事業部を分社化し婚礼写真や美容のほか、ブライダル情報センターなどグループ４社で展開。２０２２年２月に「広島ブライダル館」を新たに建設し移転。本社機能も含め各拠点を集約しサービス品質並びに業務効率の維持、改善を図り総合ブライダル企業としてさらなる発展を目指す。

時流に合わせた事業運営

　主事業の貸衣裳事業は１９９４年にグランドプリンスホテル広島へ衣裳室を開設し、翌年リーガロイヤルホテル広島へも開設。現在、国内最大規模の婚礼衣裳点数を誇る広島ブライダル館をはじめ、広島の主要ホテル内衣裳室含む５店舗を展開し、中四国最大の衣裳点数と衣裳の品質でお客様に満足いただけるよう運営。

　当グループを大きく底上げできたのも、１９８６年より開始した結婚式場斡旋事業。96年にテレビ局とタイアップした「ＴＳＳブライダル情報センター」を開設し、お客様のニーズに合わせたビジネスマッチングができたこと。広島エリアの婚礼に関する全ての情報を提供している。

全てのお客様に美しい思い出を提供

　このほか、婚礼写真事業は、広島エリアで17社の結婚式場から指定を受け、婚礼美容事業と連携し結婚式時の記念写真や披露宴時にお二人の思い出を美しく残すためのサービスや商品を提供。結婚式という晴れの日をお二人とともに創造している。

国内最大規模の婚礼アイテム専門施設

　２００２年には南区西蟹屋にトータルウエディングモール「広島ブライダル館」を開設。開設20年の節目を迎え22年２月新たに生まれ変わった。計１０００着を超える婚礼衣裳点数に、ブライダルジュエリー、婚礼美容専用ルーム、ハネムーンの相談窓口、引出物などギフトの相談が可能。館内にはフォトウエディングや家族だけの挙式も行えるフォトスタジオを3種、撮影用ガーデン１種を有し、お客様がもっと撮影を楽しんでもらえるよう、株式会社日比谷花壇のフローリストと弊社カメラマンがコラボしたデザインとなっている。洋装、和装問わず１年を通し様々な撮影ができる。

仕事と育児を両立できる職場

　ブライダルの仕事に憧れる女性が多い一方、土日が中心の勤務形態のため、出産後に様々な問題でやむなく退職していくことが多かったが、出産後も継続して勤務できる環境を整備。この数年で20人を超える女性社員が育児休暇を取得し仕事復帰している。

コロナ禍でのブライダル提案

　コロナウイルスにより、大人数を集めた結婚式を自粛する方向に変化し、フォトウエディングや家族だけの挙式へシフトした。「お客様がもっと結婚式を楽しめるよう安心と安全を提案。広島市南保健センターに指導を仰ぎ、来店いただくお客様に健康状態を記録してもらう『ＳＡＦＥＴＹ　ＰＡＳＳＰＯＲＴ』を導入。お二人の晴れやかな日が笑顔で迎えられるようグループ全体でお手伝いしております」

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