常石Gのジャパンハイドロ 世界初、ゼロカーボン航行
ジャパンハイドロ株式会社
常石グループで水素関連事業を先導するジャパンハイドロ(福山市沼隈町、神原満夫社長)は昨年12月に国内初の水素混焼エンジン搭載タグボート「天欧(てんおう)」を用い、温室効果ガスを排出しないカーボンゼロ航行に世界で初めて成功した。
2050年のカーボンニュートラル実現に向けて内航船の開発を目指す日本財団(東京)の「ゼロエミッション船プロジェクト」の一環で、総工費10億5000万円のうち8億5000万円の助成を受けた。昨年10月に常石造船が製造。水素とバイオディーゼル燃料を使うことで航行時のCO2排出量を実質ゼロとした。また水素と重油の混焼時は、従来の重油専焼船と同様の作業を行いながらCO2排出量を約60%削減できる。タグボート特有の急な出力の増減に応じて自動的に水素供給量を調整するなど混焼に伴う船員への負荷は低く、ほぼ従来通りの操舵(そうだ)が可能という。
同社は常石グループとベルギーの大手海運業者CMB・Techの合弁会社。24年9月には同造船所内に舶用エンジンのR&Dセンターを新築し、開発を本格化していた。


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