ヤマネホールディングス 電気工事会社をM&A
ヤマネホールディングス
総合住宅メーカーのヤマネホールディングス(HD、南区出島、山根誠一郎社長)は電気工事業の(有)アイ・ディー企画(佐伯区観音台、横西祐三社長)の全株式を取得した。電気工事の人材が不足する中で、高度な資格や技術を持つ集団をグループに迎えることで、長期的な競争力を維持したい考えだ。
アイ・ディー企画は2001年創業、従業員8人で、売上高規模は約1億5000万円。県内を中心にマンションやオフィスビル、商業施設といった非住宅分野の電気工事で施工実績を持つが、後継者不在だった。買収後も横西代表は続投し、従業員の雇用も維持する。ヤマネHDは同社の専門技術を取り込むことで、近年需要が高まっているスマートハウスやZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)などの高度な電気設備環境への対応のほか、同社が今後注力する「非住宅木造建築」事業の強化を見込んでいる。既に同社の専門知識を生かした対応により、中規模な幼稚園建築の受注などの成果が出始めている。今後は介護や公共施設の建築といった、より広範なニーズへの対応を強化する方針だ。
ヤマネHDは23年12月に福岡県で工務店を取得したのに続くM&Aとなる。今後もグループ全体の技術力と提供価値の向上を目指し、不動産仲介や収益物件の保有など、暮らしの選択肢を増やす方向での展開を模索していく。





